[レポート] Alteryx Designer-導入1年の軌跡 – Alteryx Japan Launch 2019 #alteryx
こんにちは。 DI部プリセールスエンジニアの兼本です。
2019年04月16日(火)に目黒雅叙園にて、Alteryx Japan立ち上げイベント『Alteryx Japan Launch 2019』が開催されました。
当エントリでは、そのイベントの中で行われたセッション『Alteryx Designer-導入1年の軌跡』の内容をレポートいたします。 登壇者は東洋エンジニアリング株式会社 DXエンジニアリング部 シニアエンジニア 土屋 大輔氏です。
目次
イベントレポート
以下、当日のスライドを抜粋しながら発表のご紹介をいたします。
ご存知の方も多いかと思いますが、東洋エンジニアリング様は大規模プラントの設計、調達、工事一括請負業務で国内外に多くの実績を持つエンジニアリング会社です。 設計、調達、工事を一括でマネジメントする「EPC」ビジネスモデルを実現されています。 調べたところ、東洋エンジニアリング様のリクルーティングサイトに詳しい説明がありましたので、ご興味のある方は以下のサイトをご覧ください。
登壇者略歴
- DXエンジニアリング部 シニアエンジニア 土屋 大輔(つちや・だいすけ)
- 設計部門で10数年の現場勤務を経験
- 現在はDXエンジニアリング部で3DCADや品質管理システムの開発責任者として活躍
- 好きなものはAlteryx!!
好きなものに「Alteryx」を挙げていただいているあたり、私どもとしては大変嬉しい限りですが、個人的にはスライド内の4連ディスプレイの使い方に大変興味を惹かれました。 1)設計と調達材料進捗を確認しながら、2)3DCADを確認、3)ワークフローの開発をしつつ、4)メールを読み書きしているというマルチタスクっぷりで、決してデイトレやっている訳ではないそうです。
導入検証
- 元々は、SQL Serverに蓄積されたデータをVBAやAccessで開発したプログラムで抽出・加工し、プロジェクトごとに大量のExcelレポートを作成
- プログラム開発は外部開発会社に依頼することもあり、ちょっとした開発や修正にも時間がかかる
- OSやOfficeのバージョン互換性問題
- データ量増大によって処理が遅延
- これらの課題を解決できるかもしれないソリューションとして、AlteryxとTableauに辿り着いた
導入開始
- 導入当初は以下サイトを参考にしながら、ワークフローの開発を進めた
- Alteryx社ヘルプ
- Alteryx Designerのサンプルワークフロー
- Alteryx Community
- 弊社ブログのAlteryx関連エントリ!!(ご愛読ありがとうございます。)
さりげなく、弊社じょんすみすの紹介までしていただき、感謝しかありません。
効果実証
- 導入3ヶ月で効果を実感
- 開発効率も非常に高い
- わかりやすいUI
- 実際に動くワークフローを仕様書に代わりにできる
- 「データAとデータBを結合して、フィルタしてフォーミュラしてクロスタブすればいいよ。」のように、Alteryxが部内の共通言語になった!(これ、私たちはすごくわかりますw)
そして突然のTsuchiya Challenge!
もしあなたの上司が以下のような資料を30分以内に作れと言ったらどうしますか? Alteryxなら2分でできます。(正解は本エントリ末でご紹介します。)
Workflow標準化
- Analytic Appの活用
- データのIn/Outを明確にし、ワークフローの操作マニュアルを作成
- ワークフローをパッケージ化して各拠点に配布
- 業務を理解している担当者がワークフローを開発することで、ユーザ目線のアプリケーションを提供
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ワークフロー作成時に工夫したポイント
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ユースケース:Alteryx & Tableau連携ーExcel集計結果をTableauで可視化
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ユースケース:Alteryx & Tableau連携ー従来はエンジニアが目視していた、3DCADデータの干渉チェックを大幅に効率化
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ユースケース:VB.NETプログラムの置き換え
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おまけ:Alteryxで限界突破した全部盛りレポート出力ワークフロー このワークフロー、弊社では畏敬の念を込めて「曼荼羅」と呼んでいるのは内緒です。
適用範囲拡大
今後の展望について。
Tsuchiya Challengeの正解
- Excelだと...
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Alteryxなら...
まとめ
以上、東洋エンジニアリング 土屋氏によるセッション『Alteryx Designer-導入1年の軌跡』の内容をご紹介いたしました。 Alteryxに対する大変熱い思いを非常にわかりやすく語っていただきました土屋様、誠にありがとうございました。
最後に...イベントにご参加いただいたみなさまに寄せ書きいただいたボードです。東洋エンジニアリングの皆様のコメントもありますので、探してみてください。